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家庭用(住宅用)太陽光発電を導入するメリットや費用対効果を紹介

近年、家庭用(住宅用)の太陽光発電に注目が集まっています。この記事では、家庭用太陽光発電の導入を検討している方へ向けて、基礎知識やポイントを徹底解説。太陽光発電のメリット・デメリットだけでなく、価格や費用対効果、導入にあたって知っておきたい知識やコツも紹介します。導入をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。

太陽光発電を家庭に導入するには?

家庭に太陽光発電を導入するには、太陽光発電の基本や必要な設備の理解が大切です。ここでは、基本をわかりやすく解説します。

家庭用(住宅用)太陽光発電とは?

家庭用(住宅用)太陽光発電とは、住宅の屋根や敷地に設置した太陽光パネルで発電し、その電気を家電や照明に利用するシステムのことです。自宅で使う電力を自家発電でまかなえるため、電気代の削減や停電時の備えとして役立ちます。余った電力は売電や蓄電池への充電にも活用できるといったメリットがあります。

太陽光発電を家庭に導入する際に必要な設備

  • ・太陽光パネル(ソーラーパネル)
  • ・架台
  • ・パワーコンディショナ
  • ・発電ケーブル
  • ・専用ケーブル

家庭用太陽光発電では、各設備が連携して効率よく発電・供給できるよう設計されていることが重要です。とくに、パワーコンディショナや蓄電池は、寿命や保証内容によって総費用が変わるため、性能や交換時期を踏まえて選ぶ必要があります。さらに、設置場所や配線経路も事前に確認しておくと安心です。

事業用太陽光発電との違い

家庭用の太陽光発電と事業の太陽光発電は、発電容量の大きさに違いがあります。家庭用の太陽光発電は、10kW未満の発電容量とされており、事業用の太陽光発電は10kW以上の発電容量です。さらに、発電した電力を電力会社が固定価格で買い取る期間(FIT制度)は、家庭用が10年、事業用が20年と定められています(※)。

※参照:資源エネルギー庁「太陽光発電について」

知っておきたい!家庭用の太陽光発電の基礎知識

家庭用の太陽光発電の導入を検討しているなら、押さえておきたい知識がいくつかあります。導入前に知っておくことで、より効果的な活用が可能です。ここでは、太陽光発電の基礎知識をわかりやすく解説します。

【消費電力量と発電量】家庭用の太陽光パネルの一般的な容量は?

消費電力量とは 発電量とは
家庭内における電力の消費量のこと 太陽光発電によって、実際に発電した電力の総量

4人家族の場合、1日あたりの消費電力量は13~18.5kwhが一般的といわれています。太陽光パネルを選ぶ際は、家庭における電気の使用状況をしっかりと把握することが重要です。また、太陽光パネルを選ぶ際は、発電容量(kW)をチェックすることも重要です。1kwの場合、発電量は1日あたり約2.7kwh、年間で約1,000kwhといわれています。しかし、これはあくまで目安です。メーカーや設置条件によっても異なる点に注意してください。

これらをふまえ、家庭用の太陽光パネルに必要な容量を見ていきましょう。家庭用の太陽光パネルの一般的な容量は3~5kw程度といわれています。

「容量1kwの発電量=1日あたり約2.7kwh」として計算
容量5kwの発電量 1日あたり約13.5kwh
家庭の消費電力量
(4人家族の場合)
1日あたり約13〜18.5kwh

上記の通り、容量が5kwの太陽光パネルであれば、4人家族の1日の消費電力量をまかなえます。ただし、世帯人数や電気の使用状況によって異なるため、目安として参考にしてください。

【自家消費と売電】家庭用の太陽光発電は自家消費がお得?

自家消費とは 売電とは
太陽光発電システムによって生み出した電力を、
家庭内で直接使用すること
余剰電力を電力会社に売ること

発電した電力を自家消費することで、電力会社から購入する電力量を減らし、電気料金を節約することが可能です。ただし、自家消費率は一般的に3割程度といわれています。初期投資を早期に回収するためには、自家消費率を上げる工夫が必要です。さらに、余剰電力を電力会社に売る際の価格は、市場の変動に影響されがちな点に注意が必要です。また、現行の売電制度では売電価格が下落傾向にあるため、自家消費の重要性が増しています。
そのため、家庭で利用する太陽光発電においては、自家消費をメインに活用するのがポイントです。現状では、売電で収入を得るよりも、自家消費で電気代を節約する方が経済的な効果が大きいといえるでしょう。

太陽光発電の導入に向いている住宅の6つの特徴

全ての住宅に太陽光発電の導入が適しているとは限りません。ここでは、太陽光発電の導入がオススメな住宅の特徴を紹介します。検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

日照時間が長い地域に住んでいる

家庭用太陽光発電の導入にあたり、日照時間の長さは重要なポイントです。屋根の傾斜や向きを工夫し、影を避けてパネルを配置すれば、発電効率はさらに向上します。これらのポイントを踏まえて太陽光発電を計画することで、電力の自給自足や電気料金の削減が期待できるでしょう。

屋根が南・東向きで日当たりがいい

屋根の向きや日当たりといった立地条件も無視できません。とくに、屋根が南向きや東向きの家は安定して発電しやすく、より効率的な発電が期待できます。ただし、周囲の建物の配置や距離感に注意しましょう。隣の建物に日差しを遮られる、逆に周囲の建物に反射光の影響を与えてしまうなどの可能性を考慮することが大切です。

機器の設置スペースを確保できる

太陽光発電を一般家庭に導入する際には、設置スペースの確保が必要です。機器には太陽光パネルやパワーコンディショナなどのさまざまな機器が含まれます。これらを適切に配置することで、効率的な発電が可能です。とくに、太陽光パネルの枚数は、必要な発電容量によって異なります。設置したい枚数とその面積、重量に見合ったスペースを確保することが重要です。

日中の電気使用量が多い

太陽光発電は、日中に太陽の光を利用して電力を生み出します。昼間の電力消費が多い家庭では、電力を無駄なく活用することが可能です。なるべく発電が活発な昼間に電力消費を集中させることが重要ですが、それ以外にも方法はあります。オール電化の導入や蓄電池の併用など、太陽光発電の電力を効率的に使う方法も検討するとよいでしょう。

新築を検討している

太陽光発電を新築時に導入すると、コスト面で有利です。新築時は、住宅全体の設計と合わせて太陽光パネルを効率的に配置できるため、施工費が抑えられます。また、住宅ローンに組み込むことで初期費用への負担を軽減しやすいのもメリットです。長期的に見ると、電気代の削減や売電収入により、投資を回収する可能性が高まります。

一定期間は引っ越しの予定がない

太陽光発電は、高額な初期費用がネックといえます。そのため、せっかく導入しても短い期間で引っ越しをしてしまった場合、初期費用を回収できません。太陽光発電を導入は、一定期間引っ越しの予定がない家庭に向いているといえます。また、太陽光発電の売電を予定している場合は、買い取り価格が10年間一定になる「FIT制度」を考慮し、10年を目安に考えましょう。

家庭用太陽光発電の自家消費率を上げる4つのコツ

前述の通り、太陽光発電を家庭で最大限に活用するには、自家消費率を高めることが重要です。以下で、太陽光発電を効率的に活用するための4つの方法をご紹介します。

電気の使用状況や日照条件を考慮して設計する

太陽光発電を効果的に利用するには、家庭の電気使用状況と地域の日照条件を考慮し、最適な設計を行うことが重要です。たとえば、なるべく日中に電力消費を集中させるなどの工夫が挙げられます。また、地域の日照条件を考慮して、パネルの設置角度や方位を調整することで、発電効率が向上します。導入前の綿密な設計が、自家消費のカギです。

蓄電池を併用する

蓄電池を併用することで、発電した電力を無駄なく活用することができます。日中に発電した電気を蓄電池に貯めておけば、夜間や曇りの日でも効率的に電力を使用することが可能です。これにより電力会社からの購入電力を抑えられ、結果的に光熱費の削減につながります。

オール電化(エコキュート)を導入する

オール電化(エコキュート)を導入することで、自家消費率をさらに高めることができます。エコキュートのような電力を利用する給湯システムを導入することで、電力の効率的な活用が可能です。ガス代が不要になるだけでなく、日中の電力消費量を上げることができます。電力消費が大きい機器を賢く使用することで、電力を無駄なく活用できるでしょう。

電気自動車(EV)を導入する

電気自動車(EV)の導入も、自家消費率を向上させる効果的な方法です。太陽光発電で得た電力を使って車両を充電することができるため、自宅でのエネルギー消費を効率化できます。自家用車の利用が多い家庭では、燃料費の削減にもつながるため、経済的なメリットも大きいでしょう。さらに、電気自動車のバッテリーに電気を溜めることも可能です。

家庭用の太陽光発電に関するよくある質問

家庭用の太陽光発電に関するよくある質問をまとめました。疑問点や不安な点がある場合は、導入前に解消しましょう。

太陽光発電のFIT制度とは?

FIT制度(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで発電された電力を、一定価格で電力会社に買い取ってもらう制度です。住宅用では、2012年開始時に42円/kWhだった買い取り価格が徐々に下がり、現在は約16円/kWhとなっています。また、FIT期間終了後(卒FIT)には売電価格が8〜10円程度に下がるため、その後は自家消費中心への移行が経済的に有利とされています。

家庭用太陽光発電の自家消費率を上げるメリットは?

家庭用太陽光発電の自家消費率を上げると、電力会社から買う電気が減り、その分電気代を大きく節約できます。また、電気料金の値上がりの影響を受けにくくなり、発電した電気を無駄なく活用できる点もメリットです。蓄電池があるとさらに、太陽光発電による効果が高まるでしょう。

家庭用太陽光発電のパネルの寿命は?

家庭用太陽光発電のパネルの寿命は、通常20~30年程度とされています。法定耐用年数が17年と定められているのに対し、実際の太陽光パネルの寿命はそれよりも長い場合が多いです。太陽光パネルを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスの実施が欠かせません。

家庭用の太陽光発電の導入が家計を助けるきっかけに

この記事では、家庭用(住宅用)太陽光発電を導入する際に必要な基本知識や、導入に向いている住宅の特徴などを紹介しました。これから太陽光発電の導入を検討する方は、まず、自宅が太陽光発電に向いているかを確認してみましょう。さらに、発電した電力の自家消費率を上げるコツを参考にし、導入による効果をより感じられる工夫ができないか考えるのがオススメです。
ハンファジャパンでは「エネルギーで未来を笑顔にする」をモットーに、お客様の生活に合わせた太陽光発電システムのご提案をしています。太陽光発電に必要な機器だけでなく、節電をサポートするサービスも展開。太陽光発電の導入を検討している方や、導入について不安がある方はぜひプロに相談してみませんか?

カテゴリー: 太陽光パネル
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