ハンファグローバル部門(リュ・ドゥヒョンCEO)は、韓国初のMG(Machine Guidance、機械誘導)スマート穿孔機を開発し、10月30日、忠清南道唐津市にあるサムホ開発の唐津現場において、韓国建設技術研究院および国立韓国交通大学校と共同で、スマート穿孔機の実証イベントを開催しました。
国土交通部と韓国建設技術研究院が推進する「スマート建設工事費算定基準研究」の一環として開催された本イベントには、国土交通部、加徳島新空港建設公団、大邱慶北統合新空港建設推進団、調達庁、韓国道路公社、韓国土地住宅公社などの主要公共機関や建設業界関係者約40名が参加しました。
6カ月にわたる現場実証を締めくくる今回のイベントが成功裏に終了したことを受け、スマート穿孔機の作業効率と現場適用性を評価するとともに、新たな建設工事の標準品積の制定に必要な基礎資料を確保しました。
MGスマート穿孔機は、従来型のクローラードリル*にセンサーやデジタル誘導装置を追加して、スマート穿孔機に改造したシステムです。ハンファ グローバル部門は、このシステムを韓国で初めて開発し、国内外の建設・鉱山現場に供給しています。
*クローラードリル:無限軌道式走行装置(クローラ)で移動し、土木・鉱山現場などで岩盤に発破孔を穿つための装置
このシステムは、新たなスマート機器の導入に伴う投資費用や機器の交換負担を軽減し、デジタル設計情報に入力された穿孔位置・方向・深さをオペレーターにリアルタイムで提供します。
これにより、従来の穿孔作業で測量情報と穿孔位置を照合する時間が短縮され、精密な穿孔が可能になります。特に、標準化されたデジタル作業案内を提供することで、オペレーターの熟練度による作業のばらつきを抑え、一定水準の生産性と施工品質を確保できます。
近年、新しい空港や産業団地などの大規模な用地造成事業が拡大する中、スマート穿孔技術の重要性が高まっています。しかし、現行の建設工事標準品積には、MGスマート穿孔機の作業特性や生産性向上効果を反映した基準がなく、適切な工事費の算定や公共事業への適用に向けた制度整備が求められてきました。
こうした背景から、韓国建設技術研究院、韓国交通大学校、実証支援機関であるハンファ グローバル部門は、過去6カ月間にわたり様々な発破標準パターンに対するMGスマート穿孔機の現場実証を実施しました。ハンファ グローバル部門はMGスマート穿孔機と運用技術・施工データを提供し、韓国交通大学校は作業時間・投入人員・穿孔精度などを計測・分析しました。
今回の実証により、スマート穿孔機を導入した場合、測量・マーキングなどの準備工程、投入人員、作業損失時間が削減され、全体的な生産性が向上することが確認されました。スマート穿孔建設工事費の算定基準が整備されることで、大規模な国家主導の建設事業への適用拡大が期待されています。
■ハンファ、HATSを基盤としたスマート穿孔・発破の統合技術を開発し、国内外に供給
近年、世界の発破産業は、火薬類製品の供給にとどまらず、設計・穿孔・装薬・起爆・施工結果の分析までをデジタルで連携させる統合サービスの競争へと移行しています。オリカやダイノ・ノーベルなどの多国籍火薬メーカーも、独自のスマート発破プラットフォームを基盤に、技術とサービスの差別化を図りながら、グローバル市場に進出しています。
ハンファ グローバル部門は、これらの市場変化に対応し、国内外の発破現場におけるデジタルトランスフォーメーションを主導するため、独自にHATS(Hanwha As a Total Solution)を開発しました。
HATSは、発破の全工程で生成される施工データを一つのプラットフォームで管理し、現場での運用結果を設計・施工に反映できるよう開発された、発破専用のデジタル工程管理統合プラットフォームです。
ハンファ グローバル部門は、国内外の建設・鉱山現場にHATSおよび関連するスマート発破技術を供給し、現場で蓄積された運用データや顧客のニーズを反映しながら、機能を継続的に向上させています。
これにより、グローバルの火薬メーカーとの技術競争力を確保するとともに、スマート穿孔から発破結果の分析まで統合管理する、差別化されたデジタルサービスを拡大していく計画です。
関連情報
https://www.hanwha.co.kr/newsroom/media_center/news/news_view.do?seq=16369
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韓国最大手企業の一つである株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。グリーンエネルギー事業、ケミカル事業、プロダクトソリューション事業の3部門を展開し、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を行っている。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2026年3月現在で日本向けの出荷量累計7.8GW、住宅設置数21万棟を達成した。2026年4月より太陽光発電・蓄電池・HEMS・でんき・電力取引を組み合わせたトータルエネルギーソリューションブランド「ENERICH™」を始動。全国の販売パートナーと共に、家庭のエネルギーを「消費」から「資産」へと転換し、持続可能な社会の実現を目指す。
「ハンファジャパン」:https://www.hanwha-japan.com/
「太陽光発電ブランド『Qセルズ』『Re.RISE』公式サイト」:https://www.q-cells.jp/





