ハンファQセルズ、アメリカとドイツで 高効率太陽電池セルの技術で特許侵害訴訟を提起 – 「Qセルズ」低照度に強いドイツ生まれの太陽光発電システム

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  • ハンファQセルズ、アメリカとドイツで 高効率太陽電池セルの技術で特許侵害訴訟を提起

    2019年3月6日

  • ※ハンファQセルズ株式会社発信の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。

    ■ 太陽電池セルの効率向上に決定的な役割を果たす自社の特許技術を保護するため、ジンコソーラー、ロンジソーラー、アールイーシーグループを提訴
    ■ Qセルズは訴訟対象となる特許を通じて2012年、世界初PERC技術をベースとした高効率セルの量産化に成功し、生産開始から2018年末までに10GWのQ.ANTUMセルを生産
    ■ 研究開発の投資及び成果への価値を高め、健全な研究開発競争を通じ、太陽光産業と技術の向上へ貢献を期待

    ハンファQセルズ(以下「Qセルズ」)は4日(現地時刻)、太陽電池セルの効率を向上させるQセルズの特許技術を保護するため、アメリカとドイツにて特許侵害の訴訟を提起しました。アメリカはジンコソーラー(Jinko Solar)、ロンジソーラー(LONGi Solar)、アールイーシーグループ(REC Group)の3社、ドイツはジンコソーラー(Jinko Solar)、アールイーシーグループ(REC Group)の2社がその対象です。

    訴訟の対象となる特許が実現された技術は、太陽電池セルの裏面にパッシベーション層(Passivation layer)を形成し従来は無駄になっていた太陽光のエネルギーを、セル裏面の層に閉じ込めることで発電効率を高める技術です。訴訟の対象となる特許は、セルに酸化アルミニウム成分の第1層目と水素を含む異なる成分でできた第2層目で構成された膜を安定的に形成させる技術で、高効率の太陽電池セルの量産化を可能にしています。

    Qセルズは、訴訟の対象となる特許技術を用いて、2012年に世界で初めてPERC(Passivated Emitter Rear Cell)技術をベースとした高効率セルであるQ.ANTUMセルの量産化に成功し、長年にわたり研究開発及び投資を続け技術を向上させてきました。また、自社の太陽光技術保護のため訴訟の対象となる特許を含む関連特許を多数出願し確保してまいりました。Qセルズは、持続的な技術革新を通じて2018年末までに累計10GW以上のQ.ANTUMセルを生産しています。

    ハンファQセルズ株式会社のチャールズ・キムCEOは「QセルズはPERC技術をベースとした高効率セルの生産を世界で初めて常用化させるため多大な投資と努力を費やしてきており、訴訟の対象となるパッシベーション技術は技術革新のための持続的な献身の成果物」と「今回の特許訴訟で太陽光業界における研究開発に対する投資及び努力について価値を高め、健全な研究開発競争を通じ、太陽光産業と技術の向上に貢献して行く方針」と話ました。

    Qセルズが特許侵害訴訟で勝訴した場合は、当該技術を侵害した被告企業の太陽電池セル及びモジュールにおいて提訴が行われた国での販売及び輸入が禁止されます。また、特許侵害行為による過去の損害について損害賠償も請求することが可能になります。

    なお、Qセルズは優れた技術力と高品質、ブランド力をもとにグローバルな太陽光発電市場を牽引してきており、アメリカ、日本、ドイツなど主要な太陽光発電市場でマーケットシェア1位を達成しています。また、ヨーロッパで6年連続、オーストラリアで4年連続「トップ・ブランドPV」の称号を獲得し、昨年6月にはQ.ANTUMテクノロジーを採用したQ.PEAK DUOが「インターソーラー・アワード2018」を受賞しています。

    【参考資料1】訴訟の対象となる特許を採用したQ.ANTUMテクノロジー説明図

    【添付資料2】Q.ANTUM(クァンタム)テクノロジーの主な受賞暦
    No 受賞年度 アワード名 受賞機関 受賞対象
    1 2015年 Solar Industry Award 2015 Solar International Q.PLUS-G4
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    2 2017年 Intersolar Award 2017 Intersolar Q.PEAK RSF L-G4.2
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    3 2017年 2017 PV Module Reliability Scorecard DNV-GL Q.PLUS BFR-G4.1
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    Q.PLUS L-G4.2
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    Q.PRO BFR-G4, Q.PRO L-G2
    (Q.ANTUMテクノロジー未採用)
    4 2017年 PV Magazine Award 2017 PV Magazine Q.PEAK RSF L-G4.2
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    5 2017年 Solar+Power award 2017 Solar+Power Management Magazine Q.PEAK DUO-G5
    (Q.ANTUM及びQ.ANTUM DUOテクノロジー採用)
    6 2017年 Solar Power Portal Award 2017 Solar Power Portal Q.PEAK RSF L-G4.2
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    7 2018年 Smart HIT 大賞 2017 Monthly Smart House Q.PEAK-G4.1
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    8 2018年 2018 PV Module Reliability Scorecard DNV-GL Q.PLUS BFR-G4.1
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    Q.PEAK-G4.1
    (Q.ANTUMテクノロジー採用)
    9 2018年 Intersolar Award 2018 Intersolar Q.PEAK DUO-G5
    (Q.ANTUM及びQ.ANTUM DUOテクノロジー採用)


    【添付資料3】2018年世界太陽電池セル生産量の中でPERCセルの割合
    区分 生産能力 生産量
    全てのセル 130,188MW 88,094MW
    PERC セル 64,697MW 44,779MW
    PERC セルの割合 49.7% 50.8%

    ※Solar Media Ltd.が発表した「PV Manufacturing Quarterly Report(2018-4Q)」を参照

    企業プロフィール

    【ハンファQセルズ株式会社について】
    「フォーチューン・グローバル500」に選出され、韓国のトップ10企業であるハンファグループ内の太陽光関連企業2 社を統合し、2015年2月にハンファQ セルズを設立。”Engineered in Germany“のブランドコンセプトのもと、ドイツのR&D本社から先進的な技術や革新的な研究開発をグローバルに展開するとともに、ハンファグループのネットワークを活かし、欧州、北米、アジア、南米、アフリカ、中東諸国でビジネスを展開している。生産施設はマレーシア・中国・韓国にあり、2018年第1四半期時点でセル/モジュール生産能力は8GWを誇る。太陽光セル・モジュール・システムの開発・生産・販売、発電所建設およびEPC(設計・調達・建設)事業など太陽光ビジネスの全分野でソリューションを提供している。
    http://www.q-cells.com

    【ハンファQセルズジャパン株式会社について】
    1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2017年12月現在で日本向けの出荷量累計3.4GW、住宅設置数30,000棟を達成した。
    http://www.q-cells.jp